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だれでも「痩せよう!」と決意するのは簡単ですが、実行に移すことはなかなか難しいです。強力な動機づけのアイテムとして、個人の「腹部CTスキャン画像」や「活力年齢」の結果が効果的です。その理由は、おなかにたっぷりと付着した脂肪の量を自分の目で確認できるからです。その画像から悪玉といわれている内臓脂肪量(面積)を数値で示しますので、説得力が高まります。活力年齢を簡便に評価できる機器も商品化されています。
このような画像分析や活力年齢の算出ができない場合、自力で減量意欲を高めて目標を設定し、減量に成功することを勧めています。動機づけの方法としては、まず、家族や友人、会社の同僚(特に上司)などに減量宣言することです。他人に言ってしまうことで、やらざるを得ない状況をつくって自分にプレッシャーをかけましょう。「メタボ脱出に取り組み中」などのネームカードを堂々と胸にかけ、相手にはっきりわかるよう工夫するのも有効な方策です。もし断れない宴会に行ったとしても、「いま、減量中だから...」と明言することで酒の量や食べる量を抑えることができます。このことにより、周囲の人たちが心配りしてくれるというメリットもあります。食事制限が原因で少しくらいイライラしていても、減量(健康)のためと思えばこそ、家族も同僚も大目にみてくれるのではないでしょうか?
減量の目標値については、体重の8~13%(平均1割)を目安にするとよいでしょう。男女、年齢、メタボ状態の程度にもよりますが、この程度の減量を達成すれば、メタボから完全に脱出しやすいことが明らかになっています(Nakataら, 2009)。体重の減らし方は、1ヵ月で3~4kg、2ヵ月で2~3kg、3ヵ月で1~2kgが一般的ですが、個人差があります。1ヵ月平均2~3kgと考えましょう。

( 2009年07月30日 更新 )