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Topページ > 健康ライフサポーター > 2011年09月21日号
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西林 素子 [ダンサー・振付師] 1980年生まれ。3歳からジャズダンスを、4歳からクラシックバレエを始める。 東京大学文学部で美学芸術学を専攻しながら、イベントやTVなどでダンサーとして活躍。卒業後、塾の講師を経て劇団四季へ入団。退団後は舞台出演や振付をしながら、ダンス講師としても活動。2009年よりエアロライフのアドバイザリースタッフを務める。 [主な出演作品] 『ライオンキング』『地球ゴージャスHUMANITY』『キャバレー』『PALJOEY』など。 2011年8月には劇団EXILE『レッドクリフ―愛』に出演。 |
前回から肌についてお話しています。
まず、前回の復習から始めましょう。
肌の一番外側の部分、"表皮"では、一番深いところにある<基底層>で次々と新しい細
胞が生まれてだんだん肌の表面に押し上げられていき、一番外側で<角質層>となった
のちに垢となってはがれ落ちるという新陳代謝を繰り返しています。
この<角質層>は、外部からの刺激や有害物質のシャットアウト、肌の水分の蒸発防止
といったバリアのような役割を果たしています。
"表皮"のすぐ下に"真皮"があります。
"真皮"では、網の目状に張り巡らされた<コラーゲン線維>と<エラスチン繊維>の間
の空間を<ヒアルロン酸>というゼリー状の物質が埋めています。
<コラーゲン>と<エラスチン>によってお肌の弾力と張りが、<ヒアルロン酸>によって
みずみずしさがコントロールされています。
この、実に緻密なシステムがうまく機能しなくなったとき、肌のトラブルは起ります。
肌のトラブルは実に多く、人によって症状の現れ方も様々ですが、ここでは、"表皮"
のトラブルと"真皮"のトラブル、この2つに分けてまとめます。
まず、"表皮"のトラブル。
これは、表皮で行われている細胞の新陳代謝が通常より速くなる、あるいは、反対に遅
くなってしまうことで起こります。
新陳代謝が速くなってしまうのは、主に<角質層>が傷つくことが原因です。
<角質層>は普段外部からの刺激や有害物質から肌を守ってくれる頼もしい存在ですが、
そのため、なんとなく頑丈なイメージを持ってしまいがちです。
しかし、実は<角質層>の厚さは0.02mm程度と、ものすごく薄いのです。
ですから、洗顔の時に必要以上にごしごし洗いすぎたり、プールや水道水の塩素、洗顔
料やシャンプーなどの刺激物質が付着したままきちんと落としきれていなかったり、保
湿をしないで乾燥するがままにしておいたりすると、すぐにダメージを受け、まだ垢と
してはがれ落ちる段階まで達していない細胞まで、はがれていってしまいます。
<角質層>がダメージを受けると、バリア機能が低下し、肌に含まれていた水分がどん
どん蒸発していき、外部からの刺激や有害物質が"表皮"の内部まで入り込んできます。
そうすると、かさかさした乾燥肌になったり、普段は反応しない筈のいろいろな刺激に
反応してしまう敏感肌になったりしてしまいます。
一方、<角質層>の破壊を察知した"表皮"は、<基底層>で細胞を生産してから皮膚の
表面まで押し上げる新陳代謝の速度を速め、<角質層>の傷を修復しようとします。
このとき、無理やり表面に送りだされた細胞はまだ十分に成熟しておらず、バリア機能
が未発達なため、それを補おうとさらに新陳代謝の速度は早くなり...悪循環が生まれ、
肌荒れの症状はどんどん進んでいきます。
さらに、低下したバリア機能を補うために<角質層>はどんどん厚くなり、肌の透明感
がなくなってくすんできてしまいます。
反対に、新陳代謝が遅くなるのは、加齢による代謝機能の低下が大きな原因の一つです
が、その他に、食事と睡眠も大きく影響しています。
次回はそのことについて、詳しくお話します。